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FX市場速報:2024年9月19 主な要人発言

FXニュース

19日、日本時間に発表された各国の要人発言をまとめ、FXリンク369の見解も勝手に書いておきます。あくまで私見ですので色々な解釈の仕方があるかと想いますので、その点はご了承願います。

19日17:05 ノルウェー中銀(ノルゲバンク)
・企業コストの急激な上昇とクローネの安値が、今後のディスインフレの進行を妨げる可能性があると予測
・引き続き引き締め的な金融政策が必要だとの判断
・金融政策の緩和時期が近づいている
・政策金利は年末まで4.5%に据え置かれる可能性が高い

FXリンク369の見解:
ノルウェー中銀の声明は、企業コストの上昇とクローネ安がインフレ抑制を難しくするため、引き続き金融引き締めが必要と判断しています。ただし、緩和の時期も近づいており、年末まで政策金利は4.5%に据え置かれる可能性が高いとしています。つまり、現在のインフレ対策を維持しつつ、経済状況に応じて柔軟に対応する方針を示しています。

19日20:04 英中銀金融政策委員会(MPC)の議事要旨
・MPCは8対1で5.00%の金利据え置きを決定
・適切な期間、引き締め的な政策が必要
・インフレ率は2024年第4四半期には約2.50%に上昇すると予測(前回8月は約2.75%)
・インフレは緩和し、経済は予測通りに進展している
・この傾向が続けば、徐々に金利を引き下げることが可能になる
・大多数のメンバーは、段階的な金利引き下げが適切だと考えている」

FXリンク369の見解:
英中銀金融政策委員会(MPC)の議事要旨では、8対1の多数決で5.00%の金利据え置きを決定しました。引き続き、引き締め的な政策が必要とされていますが、インフレ率は2024年第4四半期には約2.50%に上昇する見込みです(前回予測は2.75%)。インフレが緩和し経済が順調に進めば、金利を徐々に引き下げることが可能になると考えられており、大多数のメンバーは段階的な金利引き下げが適切だと見ています。。

19日20:19 トルコ中銀
・1週間物レポ金利を50.00%に据え置き
・翌日物借入金利を47.00%に据え置き
・翌日物貸出金利を53.00%に据え置き
・政策金利の据え置きを決定したが、インフレリスクに対する高度な警戒を継続することを再確認
・インフレ期待と物価動向は、緩和プロセスにリスクをもたらし続けている
・第3四半期の指標では、インフレの影響による国内需要の減速が確認された

FXリンク369の見解:
トルコ中銀は、1週間物レポ金利を50.00%、翌日物借入金利を47.00%、翌日物貸出金利を53.00%にそれぞれ据え置く決定をしました。同時に、インフレリスクに対して引き続き高度な警戒を維持することを再確認しています。インフレ期待と物価動向は、緩和プロセスにリスクをもたらしており、第3四半期の指標ではインフレの影響で国内需要が減速していることが確認されました。

19日22:11 クガニャゴ南ア準備銀行(SARB)総裁
・金融政策決定委員会(MPC)は0.25%の引き下げ、0.50%の引き下げ、据え置きの選択肢を検討した

FXリンク369の見解:
クガニャゴ南ア準備銀行(SARB)総裁の発言を聞くと、金融政策決定委員会(MPC)が0.25%や0.50%の利下げ、そして据え置きの選択肢を慎重に検討していることがわかります。このように複数のシナリオを評価している点から、現状の経済状況に対する南ア準備銀行の柔軟でバランスの取れたアプローチが感じられます。

19日22:25 南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)
・成長見通しに対するリスクは均衡していると評価
・インフレ率は予測期間の終わりである2026年までに、中央値である4.5%を下回る水準に抑えられると予測
・短期的には、為替レートの上昇と原油価格の下落により、総合インフレ率が引き続き低下すると見込む
・インフレリスクは均衡していると評価
・予測によれば、来年の金利は中立的な水準に向かい、7%をわずかに上回る水準で安定する見込み
・MPCの決定は、引き続きデータに基づき、見通しに対するリスクのバランスによって影響される

FXリンク369の見解:
南アフリカ準備銀行(SARB)の発表を受けて感じるのは、成長見通しに対するリスクが均衡しているという評価に、安定した経済運営への自信が伺える点です。また、インフレ率が2026年までに4.5%を下回ると予測されているのは、今後の経済に対する楽観的な見通しを反映しているように思います。短期的には為替レートの上昇や原油価格の下落がインフレを抑えると見込まれているのも、ポジティブな要因です。
さらに、来年の金利が中立的な水準に向かい、7%をわずかに上回る程度で安定すると予想されていることから、SARBが経済成長とインフレ抑制のバランスをうまく取ろうとしていることが伝わってきます。MPCがデータに基づいて決定を下し、リスクバランスを慎重に見極めている点も、信頼できるアプローチだと感じます。

19日22:25 南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)
・成長見通しに対するリスクはバランスが取れていると評価
・インフレ率は、予測期間の終わりである2026年までに、レンジの中央値である4.5%を下回る水準に抑えられると予想
・短期的には、為替レートの上昇と原油価格の下落により、総合インフレ率は引き続き低下すると見込んでいる
・インフレに対するリスクもバランスが取れていると評価
・予測によると、来年の金利は中立的な水準に向かって動き、7%をわずかに上回る水準で安定すると見込まれている
・MPCの決定は、引き続きデータに基づき、見通しに対するリスクのバランスによって影響される

FXリンク369の見解:
南アフリカ準備銀行(SARB)の発表を見て、自分としては、経済の成長見通しに対するリスクがバランスが取れていると評価されている点が、非常に安心感をもたらしていると感じます。特にインフレ率が2026年までに4.5%を下回ると予想されているのは、インフレ抑制が順調に進む見通しを示していると思います。短期的には為替レートの上昇や原油価格の下落が総合インフレ率をさらに低下させるという見方も、インフレが収束する兆しとして前向きに受け止められます。
また、来年の金利が中立的な水準に向かい、7%をわずかに上回る程度で安定する見込みであることは、経済の安定に寄与すると考えられます。最終的に、MPCがデータに基づき、リスクバランスを慎重に見極めながら決定を下すアプローチは、信頼できるものだと感じています。

19日22:34 ベイリー英中銀(BOE)総裁
・英国のサービス分野のインフレは依然として高い状態が続いている
・金利は緩やかに下がる見込みだが、さらなる証拠が必要

FXリンク369の見解:
ベイリー英中銀(BOE)総裁の発言から、英国のサービス分野のインフレが依然として高止まりしている状況が強調されていることがわかります。金利が今後緩やかに下がる可能性が示唆されていますが、それにはさらなる証拠が必要であり、慎重な判断が求められているように感じます。現時点では、インフレ抑制に向けた確実な改善が見られない限り、金利の大幅な引き下げは難しいという認識がうかがえます。

19日23:21 イエレン米財務長官
・米労働市場はコロナ前と同様に正常で健全な状態にある
・FRBの対応は、米経済にとって非常にポジティブな兆候

FXリンク369の見解:
イエレン米財務長官の発言からは、米労働市場がコロナ前の水準に戻り、正常で健全な状態にあることが強調されています。これは、経済の回復が順調に進んでいることを示しており、非常に安心感を持たせる内容です。また、FRBの対応が米経済にとって非常にポジティブな兆候だという点も、今後の経済運営に対する自信を表しているように感じます。全体的に、現在の経済状況に対して楽観的な見方が伝わってきます。。

20日02:31 バイデン米大統領
・私は米連邦準備理事会(FRB)の独立性を尊重している
・就任以来、一度もFRB議長と直接話したことはない

FXリンク369の見解:
バイデン米大統領の発言からは、彼が米連邦準備理事会(FRB)の独立性をしっかりと尊重している姿勢が伺えます。さらに、就任以来、一度もFRB議長と直接話したことがないという点は、政治的な影響を排除し、FRBが独立した判断を下せるように配慮していることを示しており、この姿勢は中央銀行の信頼性を高める上で非常に重要だと感じます。

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